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【ついに売却】BMW M1000RR 50周年モデルさらば愛車一度も立ちごけしなかった【M1000RR売却】

【ついに売却】BMW M1000RR 50周年モデルさらば愛車一度も立ちごけしなかった【M1000RR売却】
【ついに売却】BMW M1000RR 50周年モデルさらば愛車一度も立ちごけしなかった【M1000RR売却】

■M1000RR納車
私はBMWエムセンダブルアールです。
2022年12月15日からぐっちさんの友達になりました。
私たちが出会った時、ぐっちさんは突然の交通事故で最愛のZX25Rさんを亡くしてしまったばかりでいつも悲しそうな目で私を見つめていました。
ぐっちさんは私が日本国内50台限定であったこともあり、私の値段もあまり確認しないで注文をしぽっかりあいた心の隙間を私で埋めようとしました。
私は初めてぐっちさんと会った時のあの悲しそうな目は忘れることはできません。
私がぐっちさんの悲しみを埋めてあげたい、心の支えになってあげたいと思いました。
いつかぐっちさんが笑顔になれる日まで。

■2022年12月
ぐっちさんは私をいろいろなところにつれていってくれました。
最初の1か月はお前の本当の姿を見たいと言って毎週末2人きりで海や山に出かけました。
私はぐっちさんに本当の自分を見てもらおうと必死で走りました。
風が強く飛ばされそうになっても、別の女が私にまたがっても私はぐっちさんのために我慢しました。
それでぐっちさんの笑顔が取り戻せるならと。

■2023年1月
私たちが出会ってちょうど1か月がたった頃、私とぐっちさんの思い出の時間も1,000キロメートルをこえました。
これでようやく本当の私の姿を見れるとぐっちさんは喜んでくれていました。
なのに、 なのに、 本当の姿を見せた途端ぐっちさんはユーチューブを使って私の悪口を世界に発信するようになりました。
あんなに優しかったぐっちさんなのに急にスマホホルダーがついてないとかおかしいだろうと私を怒るようになり、私に暴力をふるうようになりました。
この頃から私はぐっちさんの本当の気持ちがわからなくなりました。
あんなに毎週一緒にいろんなところに出かけていたのにぐっちさんは屋根付きの場所なのに黒い布を被せてきました。
まわりがなにも見えませんでした。
時々、布を外してくれた時は決まって冷たい水で体にかけられました。
私は冷たい水をかけられるのが嫌いだったのにぐっちさんは私のことなんて気にするそぶりもなく水をかけてきました。
私は白い息をはいて寒さにたえました。

■2023年4月
春になり私はぐっちさんがまたどこかに連れて行ってくれることを期待しました。
以前ぐっちさんとくらしていたNinja1000SXさんから春になるとぐっちさんはたのしそうにしこくへとツーリングに行くと聞いていました。
私は四国でなにがあるのかわかっていませんでしたが、ぐっちさんの楽しそうな顔を見れるならと一生懸命サービスをしてツーリングを楽しんでもらおうと思いました。
でもこの年の春にはぐっちさんはしこくにツーリングに行きませんでした。
Ninja1000SXさんから聞いていた話とは違いました。
去年は深夜にフェリーにのって徳島までツーリングに行ったと聞いていたのにどうして私とはでかけてくれなかったのだろうか?
私は本当に愛されているのだろうか?
他に浮気相手がいるのではないだろうか?
いろいろとぐっちさんのことを考えているうちに春が終わり暑い暑い夏になりました。

■2023年夏
この頃のぐっちさんのくちぐせは外は暑すぎて大型バイクには乗れないな もっと小型で夏でも暑くないバイクがあったらいいのにといつも言っていました。
そんなぐっちさんはレクサスNXさんに乗って出かけていくことが増えました。
レクサスNXさんにはエアコンという私にはないぐっちさんを癒して上げれるちからがあるのでぐっちさんはレクサスNXさんばかりかわいがっていました。
私のことなんて忘れちゃうのかなっと思っていると突然おでかけすることもありました。
海や山に行けなくてもどんなに近くでもぐっちさんと一緒にでかけれるなら私はうれしかったのですが、そんな時には必ずぐっちさんではなくあきのすけという女が私に乗りました。
私はこのあきのすけが嫌いでした。
あきのすけも私が嫌いなようで、私のせいでレブルさんがいなくなったといつもぐっちさんの目を盗んでは私にいたずらをしてきたからです。
でもぐっちさんはそんなあきのすけの本当の顔を知らず、あきのすけが私にまたがる姿を見ては喜んでいました。
どうにかしてあきのすけの本当の顔をぐっちさんに伝えたいのですが、私の声はぐっちさんには届きませんでした。
いつかぐっちさんがきづいてくれることを祈って毎日毎日暗いシートの下で私は私は涙を浮かべて待つ日々でした。

■2023年冬
今年の秋は短く夏のあつい日がつづいていたかと思うと急に寒くなりました。
11月になりぐっちさんはあわただしい日々を過ごしていました。
わたしはぐっちさんがなんでそんなに忙しそうなのかわかりませんでしたが、H2SXさんがクロスオーバーポイントというモトブロガーのイベントがあってそのイベントにぐっちさんが誰と行くのか悩んでいると教えてくれました。
このクロスオーバーポイントにぐっちさんと一緒に行けるのはぐっちさんの愛情をもっとも受けている子であることも一緒に教えてくれました。
去年はH2SXさんがぐっちさんと一緒に参加したこともあり、彼女は今年も自分のはずだからあなたには関係のないことよと私の事をみくだしてきました。
私はぐっちさんと一緒にクロスオーバーポイントにいって私が1番だということを証明したいと思いました。
でもぐっちさんはいつもH2SXさんのカスタムばかりして私にはふれてくれませんでした。
2週間に一度のペースでぐっちさんが私に会いに来てくれましたがその時は必ずしかくい物体と私をつないで行くだけでした。
これは充電という行為らしいのですが私は電気が体中に流れ、ビリビリするのでこの充電という行為は好きではありませんでした。
でもこの充電という行為の時だけはぐっちさんが私にふれてくれる唯一の瞬間なので少しでもぐっちさんにふれてもらおうとビリビリも我慢しました。
2023年11月23日クロスオーバーポイント当日の朝。
ぐっちさんが私のところに歩いてきました。
今日も充電されるのかと思っていたら私にかかったカバーを外し、私に話しかけてきました。
今日はよろしくな。あいぼう。
私はすごくうれしくて涙が出てきました。
私は嬉しくてうれしく早朝5時だというのにいつも以上にマフラーから音を出してしまいました。
ぐっちさんは私にまたがるとうれしそうな顔でクロスオーバーポイントの会場に向かいました。
クロスオーバーポイントの会場ではいろんなモトブロガーさんがいらっしゃいました。
私はぐっちさんのためにできるだけ真ん中で目立つようにモデルポーズをしました。 いろんな人たちが私の前を通り、ぐっちさんに私のことを質問してくれていました。
私のことを話しているぐっちさんはとてもうれしそうな笑顔をしていて出会ったころ、ぐっちさんが笑顔になれることを祈っていた私の願いはようやくかないました。
イベントは成功し家に帰る前にぐっちさんが一言。
今日はありがとう。
さぁラストラン。
最後まで怪我無く、事故なく帰ろう。
と、私に話しかけてきました。
ぐっちさんが言ったラストランという言葉の意味が私にはわからなかったのですが、最後までぐっちさんを安全に家に届ける気持ちでいっぱいでした。
家に帰りぐっちさんはまた私にカバーをゆっくりかけ、部屋に帰っていきました。
私はその夜はひさしぶりに元気に走ったせいか疲れてしまい、ぐっちさんが言っていたラストランについて考えることができずすぐに眠りについてしまいました。
次に私が目を覚ました時、ある事実をつきつけられました。

【惜別】BMW M1000RR 50周年モデル、旅立ちの日
ついに、50台限定の貴重なモデルだったBMW M1000RR 50周年モデルを手放しました。
この動画では、手放した理由、思い出などを語ります。
また、次のオーナーへのメッセージも。

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